トランスフォーマーTVシリーズのBD購入を見送っている理由

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先週、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」(初代TF)と「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」(TF2010)そして、「トランスフォーマー ザ・リバース」(ザ・リバース)の全98話を収録したBD-BOXが発売された。

昨年は最後の騎士王のBDを買い、過去にはLD-BOX、DVD-BOXと買ってきた身としては、当然買いそうなものだが、今回は見送ってしまっている。

初めて手に取る人なら実売1万5千円は十分リーズナブルな価格であるし、個人的にはG1の海外アニメはハズレ回が一つもないと認識しているので、興味のある人には

 


間違いなくお勧めしたい。

 

今回自分が見送った理由を挙げてみよう。

 

DVD-BOXを所有している

SD画質なら買い換える必要もなく、先述の通り初めて手に取る人以外にはお勧めし難い。

買い替えで省スペース、ディスクの入れ替え頻度が減るのをメリットとして感じるならネット配信の方がより便利だ。

SD画質

今回のBDセットは1枚のディスクに30話程の内容を詰め込んだセットになる。HDテレビに最適化されたHDリマスターの映像ではなく、DVDの画質と何も変わらない。

そもそもDVD版の画質もそれほど褒められたものではなく、LDより勝っていたのはディスクの小ささやプレイヤーの普及台数と言えるが、今回の場合はディスクの入れ替え頻度が減ったという程度の話である。ちなみにDVDは2層の8G仕様だったので一枚で7話程収録されている。

HDリマスター化を今後期待したいが98話もあると、ガンダムエヴァンゲリオンみたいな人気作でもない限りなかなか厳しいのが実情である。

結局のところ、今回のBD-BOXは5年ほど前に発売された廉価版DVD-BOXの延長線上のものでしかない。

ただし、廉価版DVD-BOXには付属されなかった、通常版に付属されたブックレットが付いて来ている。このブックレットの内容がかなりマニアックなものなので、これの為に買うのもアリだろう。

ネット配信

現在はYouTubeバンダイチャンネルで1話108円でされている。更に1080円の月額料金でなら見放題となっている。ただし、「ザ・リバース」は配信されていない。

www.youtube.com

www.b-ch.com

また、国内でのアニメ最新作である「トランスフォーマー アドベンチャー」は未だにメディア化はされていないものの、ネットで無料配信が続いている。


【アニメ1話】トランスフォーマーアドベンチャー

年々、ネット配信の普及は確実に進んでおり、自分自身、デジタル化できるモノにおいては物理メディアで持つメリットを感じなくなってきている。人間、怠惰な方向に流れていくのか、大容量ストレージとネット配信漬けになってしまうと、ディスクの入れ替えすら面倒に感じるようになってきた。スペースを取り続けるディスクなどの保管、整理も億劫ですらある。

自分が使用しているPCにはもはや光学ドライブすらなく、この先、光メディアはもとより、こういった物理メディアに未来は感じられない。

ネット配信の最大の難点として、どうしても自分の意思と関係なく、配信先の意向で配信停止になる事が避けられない。光メディアであっても寿命はあるが、それでも安心感は段違いで、むしろ再生プレイヤーの保全の方が大事になるのは必至。

ザ・ムービー未収録

TVシリーズは再販、廉価版と出ているにも関わらず不思議と劇場版「トランスフォーマー ザ・ムービー」はDVDで2001年に発売されたものの、それ以降、再販される事がなかった。

海外での初代TFの最終エピソードはコメディ色の強い「ブルーティカスの復活」で、明確な最終回が存在していない。この劇場版の前半は初代TFの事実上の最終回にあたり、後半はTF2010のプロローグに相当する内容となっているだけに、TVシリーズだけの再販は片手落ちを言わざるをえない。

映像面での評価が高く、LDでは3度もリリースされたものの、なぜ封印されつづけているのか不思議である。

2016年には北米で30周年記念盤として、HDリマスター版が発売されている。BDでなら国内でのプレイヤーでも再生は可能なものの、残念ながら日本語版は未収録となっている。

こういった国内状況なだけに、仮に「ザ・ムービー」が収録されていれば、それだけでもセールスポイントになっただろう。

 

 

 

現時点では見送っているものの

結局、買ってしまうかも知れない。LD、DVD、BDとメディアが代替わりしてくる度にトランスフォーマーのBOXはリリースされて、これからもこれが続くような印象を持ってしまう。

しかしながら、上記で触れたように今後、光メディアはどんどん廃れていき、ネット配信が主流になっていくのは間違いない。ただ、定額制に限界が来ているという報道もあり、いつこのネット配信サービスが破綻するかは判らないという不安もある。

tech.nikkeibp.co.jp

DVDが経年劣化で再生できなくなり、光メディアそのものが衰退して市場から消え、そしてネット配信が破綻するという未来の可能性を考えると、保険としてBD-BOXを買うのも一つの選択肢だろう。