トランスフォーマー パワー・オブ・ザ・プライム PP-31 プレダキング レビュー
TRANSFORMERS POWER OF THE PRIMES PREDAKING
シリーズ |
パワー・オブ・ザ・プライム |
クラス |
タイタン |
陣営 |
|
部隊 |
プレダコン |
ナンバー |
PP-31 |
発売日 |
2018/9/29 |
価格 |
25000円(税別) |
解説
プレダキングは5体のプレダコン部隊が合体した姿であり、G1期には巨重合体兵という役割だった。2015年のデバスターに続くタイタンクラスの合体ロボである。
悪玉でありながら、胸には勇者シリーズでお馴染みのライオンヘッドがあり、セット版とはいえ、オリジナル版が発売された時点では11000円という当時では最高額の商品で、更には『デストロンの逆襲』という異例のキャンペーンが行われていた。そのキャンペーンの少し前には『コンボイが死んだ!』が行われており善玉にネガティブなキャンペーンが続いている。
しかしながら、アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』での活躍は必ずしも芳しくはなく、初登場であってもスカイリンクスに呆気なく倒されてしまっている。当時のマーベルコミックでも初登場ながらリーダーであるメガトロンと対決し破れている。
その後、日本では『トランスフォーマー ザ・ヘッドマスターズ』『トランスフォーマーZ』のアニメにも登場し、最終的にはダイアトラスに惨殺される最期を迎えた。
余談ながら部隊名のプレダコンは捕食(predation)の意味が由来ではあるが、草食動物もメンバーに含まれている(ヘッドストロングのサイはまだしもトロックスの牛は…)。
付属するプライムマスターはオニキスプライム。
レビュー
同じタイタンクラスのデバスターから3年後の商品という事もあってか、合体は洗練されており、シンプルにまとめられている。
大型の合体玩具にも関わらず、ジョイントや関節がしっかりしており、ゴッドファイヤーコンボイやゴッドジンライのように余程の事でヘタりたりはしない安定性があり、合体玩具の割に思いの外ポージングが可能である。
ゴッドファイヤーコンボイ等はどうしても所謂2号ロボとの合体故に、1号ロボに重装備する形での合体となっているが、そのバランスと重量を前提とした関節強度になっていないのが原因とみられる。一方プレダキングは合体を前提にした設計でバランスや可動の強度が保たれており、そもそも多くの関節部分は合体後のみに使用されるプレダキング専用関節となっている。逆説的にいえば、プレダコン部隊が合体してプレダキングになるのではなく、プレダキングから分離したのがプレダコン部隊と言っていいだろう。
反面、単体での完成度では一歩譲る事となり、ロボットモードはそれほどでもないが、ビーストモードのプロポーションは今ひとつな面は否めない。
オリジナル版とは手足が反対に取り付ける形となっている。左右のジョイントは共通している為に、オリジナル版同様のポジションに差し替える事自体は可能。
画像ではウエストの細さが気になる所だが、実物ではそれほど気にはならない。
重量では合金が使用されているオリジンル版の方が半分の背丈程度に関わらず重い。元々、玩具に合金が使われるのは重さを演出する側面が強く、大型玩具はプラスチック(ABS樹脂)でも十分重くなるので必要ないと言った所だろう。
指が親指以外が結合した状態で開く事が可能。しかしながら持たせる武器などは付属していない。
正にキングという称号と巨重合体兵という肩書に相応しいタイタンクラスの商品となっている。
可動箇所
首 |
肩 |
腕 |
肘 |
手首 |
○ |
△ |
○ |
△ |
○ |
指 |
腰 |
股 |
膝 |
足首 |
△ |
○ |
◎ |
◎ |
○ |
画像集
パッケージ
ロボットモード
頭部
武器
プライムマスター
変形
レーザークロー
ランページ
ダイブボム
ヘッドストロング
トロックス
プレダキング
ポーズ集
オリジナル版との比較
その他
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