トランスフォーマーパワー・オブ・ザ・プライム PP-08 ロディマスプライム　レビュー

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TRANSFORMERS POWER OF THE PRIMES RODIMUS PRIME

1986年に発売されたロディマスプライムのPOTP版。アニメ『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー2010』では総司令官として活躍。明朗快活ながらも、数奇な運命によってオプティマスプライムから引き継いだ総司令官という重責に苦しむキャラクター像が描かれていた。

玩具はホットロディマスとロディマスプライムのロボット、ビークルモードの4モートを兼ね備えた仕様となっている。これはアニメでは合体しないものの、ホットロッドからロディマスプライムへ変身するシチュエーションを意識したものとなっている。数あるロディマスプライムの玩具で初の仕様となっている。

また、合体はしないものの、ホットロッドとロディマスプライムの両方に対応した玩具は過去にはマスターピース版がある。

武器はホットロッド用に2丁の銃が付属。ロディマスプライム用の武器としてはこの2丁の銃を合わせて1丁の銃となる。G1では前者をフォトンレーザー、フォトンエリミネーターと呼ばれていた。

ロディマスプライムの胴体部分にはマトリクスを装着可能。また、マトリクスのコアを外し、スパークコアとの交換ができる。

可動箇所は腰以外概ねあるので、色々とポーズが付けれそうだが、実際にはパーツが干渉し易く可動範囲自体は必ずしも広くはない。足首の可動は前後左右に角度が付けられるので接地は容易だが、強度が弱い為に安定性が悪い。

ロボット、ビークル共にG1アニメ版を踏襲しつつも、マスターピース程の再現度は重視しておらず、割り切ったアレンジが施されており、従来のイメージと異なりマッシブなデザインになっている。

その為に複雑だったマスターピース版と異なり、変形、合体はシンプルにまとまって遊びやすい。

可動箇所はロディマスプライムより少ないが特に不満はない。合体の都合で肘の関節が二段階になっている為、180度曲げられる。

デザインは概ね全体的にはアニメ版をベースにしているが、下腿部はシールなどから玩具ベースなのが伺える。本来であれば共通パーツになるフロント部分と胸部は別個になっている為、胸部とフロント部分の再現度はなかなか高い。逆にマフラー部分はロディマスプライムのビークルモードの兼ね合いなのか簡略化されている。

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