トランスフォーマー レジェンズ LG40 アストロトレイン 玩具レビュー
2017年1月28日に発売しましたアストロトレインの玩具レビューです。
概要
ジェネレーション1(G1)時代にはアニメでも活躍しましたアストロトレインのレジェンズ版になります。
昨年からヘッドマスターギミックが登場し、このアストロトレインにも導入されました。G1時代同様にトリプルチェンジが可能となっています。
サイズは従来のものより一回り大きくなり。ヴォイジャークラスとなり、ロボットモードのデザインは今までの中で最もアニメ版に近くなりました。
変形
ロボットからシャトルへの変形
- 武器を取り外します
- 頭を取り外します。取り外した胴体ジョイント部分の左右にある突起部分を押して収納します。
- つま先を90度回転させ、拳を腕に収納します。
- 下腿部を外側に90度回転させ、緑色部分のパネルを閉じます。ウイングにある凸部分を前腕にある凹部分にはめ込みます。
- 両足を合わせます。緑色部分のパネルを閉じます。
- 完了
シャトルから列車への変形
- シャトルから武器を取り外します。
- ウイングを前腕の凸部から外します。パネルを開きます。
- 裏側にし、前腕を広げ、パネルを開きます。
- パネルを足から腰を開きます。緑色部分のパネルを開き、つま先部分を180度回転させます。
- 4で開いたパネルを閉じ、腰部分まで完全に開きます。下腿部のパネルを開きます。
- 5で開いた下腿部のパネル部分から更にパネルを開きます。
- 裏側にし、ウイング部分を移動します。
- 向きを逆にし、5、6と同様に下腿部のパネルを開いていきます。
- 写真の向きにします。
- ウイング部分を倒し、90度回転させます。
- ウイングを閉じます。
- 完了。コクピットにヘッドマスターを乗せる事ができます。
スタイリング
ロボットモードのプロポーションは良好で腰と手首は可動しませんが、充分な可動域があります。
シャトル、列車と共通のコクピットになります。どちらのモードもなんだか変な位置にありますね。この現象(?)はG1時代にもスナップドラゴンにもありました。
前腕にある砲台は残念ながら可動しません。
旧玩具との比較
- G1復刻e-hobby限定版プロトタイプカラー
- 変形!ヘンケイ!トランスフォーマー版(ヘケヘケ)
玩具サイズが一回り大きくなりましたが、それに合わせてなのかシャトル、列車ともに以前よりもスケールアップした印象を受けるデザインになっています。
何れもG1アニメ版を強く意識したカラーリングになっています。シャトルモードにおける主翼部分のカラーリングはヘケヘケ版が最もそれに近いです。
北米版との比較
日本版と北米版は大幅にカラーリングで異なりますが、北米版はG1玩具版、日本版はアニメ版を再現したカラーリングになっています。
北米版もホワイト(厳密には薄めのグレーです)部分がグレーになれば、かなりアニメ版に近づくのですが…G1玩具でのボックスアートもグレーでしたし。ウイング部分の配色は逆に北米版の方がアニメに近かったりします。
その他
シャトルなTF達
奇しくもここ1年内にこのシャトルに変形する3体がリメイクされました。スカイリンクスは初のリメイク、ブレストオフはジェネレーションズ版以来であり、アニメ版にかなり近いデザインでのリメイクになりました。
この3体ですが、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』(TF2010)11話『デスクリスタル』のエピソードで共演を果たしています。ただ、このエピソード自体は老兵チャーが主役の回であり(総司令官のロディマスコンボイすら登場しない)、これといった活躍を見せることはありませんでしたが…。
また、このエピソードが放映された1986年はスペースシャトル、チャンジャー号爆発事故の年でもありました。
作画が酷いと評判のTF2010でしたが、このエピソードは良質な作画クオリティを保っています。
反乱者たち
アストロトレインは『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』39話『トリプルチェンジャーの反乱』にて同じトリプルチェンジャーのブリッツウイングと共に主役として描き、デストロンの内乱がメインストーリーという異色のエピソードです。
異色とはいうものの、デストロンのこういった内部抗争は『スタースクリーム軍団』などもあり、これだけではありません。
どちらかと言えばコメディ色の強いエピソードでもあります。
現在、YouTubeにて無料配信されています。
戦え!超ロボット生命体トランスフォー マー第39話「トリプルチェンジャーの反乱」
総評